12日 娘が岡谷市湊の舩魂神社の境内の枝垂れ桜を観に連れてくれた。
開花時期が過ぎて葉桜に近かったが、圧倒的な迫力に感嘆。
また眺望が素晴らしく、諏訪湖と残雪の八ヶ岳が一望できた。
左から天狗岳、根石岳、丸い硫黄岳・なだらかな横岳、最も高く見える阿弥陀岳、後ろに重なって最高峰の赤岳・下がってv字型のキレット、少し上がった立場岳、雪の旭岳と権現岳、右端が編笠山。
舩魂神社の由緒書。
※舩魂神社由緒 鎮座地 長野県岡谷市湊三-三-三 (旧字名 小田井)
舩魂神社は諏訪大社の御分社として祭神 建御名方命 と天孫降臨のとき道開きをつとめた猿田彦命 並びに諏訪湖での漁の安全を願い水を治める宗像明神を合祀した神社です。
鎌倉初期には「ヲタイニ鎮守アリ」と記述された文献が残っていて既にその存在が知れ渡っていた古社です。又高島藩主の奥方が産湯として使用された湯立釜があり、安産の神様として遠近に知られ、いまでも安産祈願に底抜けの柄杓が奉納される神社でもあります。
寛政元年(1789年)に上諏訪大明神末社舩魂大明神として建替え遷宮をした宝殿は、正面中央に諏訪大社上社の神紋が彫刻されていて、上社の流れを汲む由緒ある立派な造りでした。
時を経て、平成十八年(二〇〇六年)七月の豪雨で発生した土石流により本殿・玉垣・鳥居・幟棹・石灯籠・樹木等が一瞬にして押し流され壊滅する被害をうけた。
この度の再建にあたり諏訪大社上社本宮西御宝殿を譲り受け、当神社の本殿として移築し併せて鳥居等も再建した。御分社の故を以って御神体の薙鎌を大社御分霊として拝戴し、平成二十一年九月遷座祭を斎行した。
船魂神社は古来より氏子をはじめ多く方々から篤い信仰と崇敬が寄せられている神社であります。
ご参拝有難うございます。
平成二十一年九月吉日 舩魂神社
神社下の道路から見える花吉稲荷神社と久保禅寺の墓地。どちらも途轍もなく急こう配だ。足腰の弱った人などは参拝も墓参も命懸けだ。
花吉稲荷神社。
※位置(社名・住所・標高・座標)
◎舩魂神社(ふなたまじんじゃ)
長野県岡谷市湊3-3-3
788m
36.042589,138.058842
◎花吉稲荷神社(花吉正一位稲荷大明神)
長野県岡谷市湊
792m
36.042677,138.058833
◎臨済宗妙心寺派・霊湊多聞山(れいそうたもんざん)久保禅寺(きゅうほうぜんじ)
長野県岡谷市湊2−14−6
789m
36.043582,138.059088
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